初心者の皆様へ

風船芸の世界へようこそ
細長い風船（ツイストバルーン）で動物、花、キャラクターなどを作る「風船芸」、とっつきやすいけど実はとてもとても奥が深い世界へようこそ。
昔はマジシャンや大道芸人達だけの特殊なものだった風船芸は近年一般の人がハマる趣味、隠し芸として広まっています。簡単で華やかで人に喜ばれて、臨時収入にもつながるのだから当然ですね。おかげで私、バルーンおやじも古い作品をショーで見せたりすると「ウチのお母さんの方がうまいよ」なんて子供につっこまれます。このままじゃ風船ショーをする芸人は廃業か？というと、そんなことは全く無くて、風船芸の世界は限りなく深いのでした。

基本は楽しい
風船芸は初心者に優しい趣味（もしくは仕事）です。風船とポンプがあればすぐにスタートできます。割れるが怖い、なんて思っていた人も気が付くと夢中でひねりまくりです。子どもたちは膨らんだままのものでチャンバラをしたり、ロケットのように飛ばしたりするのも大好き。高度な技術が無くても楽しめるのが風船芸の一番の特徴です。

応用は無限
たった一人で求道者のように風船芸を極めた達人が全国にいます。１００人いれば１００通りの結び方、ひねり方が生まれるような柔軟性のある素材が風船です。書籍やインターネットを使って、たくさんの情報、技術を調べることができますが、それは氷山の一角。今は風船芸がすごい勢いで発展している状況なので、足を踏み入れてしまった「あなた」にも将来世界チャンピオンになる可能性があります。わくわくしちゃうでしょ。

上達への道も無限
どうすればもっと上手くなるのか。おすすめはバルーンおやじのエキスを吸い尽くすことかな。それと、近所に仲間を作り、刺激し合うこと。あとは書籍、海外の雑誌、インターネットでの情報収集。人前で風船ショーを演じて反応をみる。子どもたちのリクエストに応える。飾り付けに挑戦する。楽しいことは全てやってみましょう。